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The Last Of Us

コードZのサバイバルアクションゲーム。
パンデミック後の世界で、女の子とオッサン(と、たまにもう一人)が、とある目的のために、凶暴な人間やら「感染者」を倒したりそれらから隠れたり、逃げたりしつつ、ひたすら旅をするゲーム。

PS3のゲームで久しぶりにかなり面白かった。
ジャックダクスターのノーティドックが開発したゲームということで、カメラに不安があったけれど、その点に関しては、まぁ普通のTPSって感じ。
ただ、背景との兼ね合いでかなり酔った。というのも、廃墟などがメインになるので、崩れたビルとかを歩くシーンだと、床が真っ直ぐじゃないので酔いやすいのだと思う。

このゲームをやるに当たって、サバイバルアクション、ということをまず念頭においておかないと肩透かしを食らうかも知れない。つまりホラーゲームではないという事。
ボスらしいボスも特にいない。生き残るゲームで、敵を殲滅するためのゲームではない。

映画のようなストーリーや、グラフィックの秀逸さ、空気さえ感じられる背景の作りこみ等、サバイバル感を感じられるシステム、素晴らしいところばかりだった。

じゃあなんで☆一個削ったの?というと、バグりすぎて人に勧めづらいのだ。
正常にプレイできるのだったら、文句なしに☆5を付けるけれど、私はまともにプレイできないレベルのバグが起こりまくった。それでも面白いのだからたいしたものだ。

ただ、バグに関しては、私はDL版を購入したので、PS3の空き容量とか(全然問題ないくらい空いてるけど)の兼ね合いかも知れない、と、自分を疑っている。PS3のことはよくわからないけれど、もしかしたらディスク版ならここまでバグらないのかも。※続きを読むから追記
とりあえずラスアスwikiに載っているものは一通り起こったし、それ以外のバグもかなり頻発した。それにイベントシーンでは字幕も音声も表示されず、画面もバグって紙芝居みたいになったり、めちゃくちゃ滑稽な動きをしたりで、シリアスなゲームなのに声を上げて爆笑したりした。
中でも一番困ったバグは、セーブデータが破損してしまうというもので、こればっかりはもう、PS3付けっぱなしでとりあえず全クリしようということになった。(全クリ後に沢山破損データを作っておいて電源をつけなおしたら、いくつかは使えた)
そんなこんなで開始一分で深刻なバグに見舞われたが、それでも全クリしようと思ったのは、それほどこのゲームが面白かったからだ。(あと五千円の元を取りたかったという気持ちも1割くらいはある)(ただし私はいくらでゲームを購入しようが、つまらなかったら即投げるので、やっぱり面白いのだと思う)

上記の通り、自分のプレイでは(バグって)イベントの八割はロクに見られなかった。(きちんと全部音声も字幕も飛ばず、画面も表示されたイベントに関して言えば、0だった)
主人公のジョエル扮する山寺宏一さんの演技が見たかった、というのが購入の一つのきっかけであったので、それは少し悲しいことだったけれど、その辺りはクリア後にプレイ動画で補完したので問題なかった。(すごかった)
それから、もう一つの購入の動機であった、背景の素晴らしさは、文句のつけようがなかった。
マジでいい。
廃墟好きとしてはたまらなかった。
普通に歩いているだけで楽しい。マジで楽しい。敵なんか居なくてもいい。その敵の配置も多すぎず少なすぎずで、背景を楽しめて丁度いい。背景超綺麗。特に光の表現と水の表現はすごくいい。もうこれだけで☆5付けてもいいくらい綺麗。
この手のゲームって、あんまり昼間に移動できない印象があったのだけれど、昼間も普通に敵が襲ってくるし、襲ってこなくても移動できたりで、明るい世界が歩けるっていうのがものすごいよかった。
それとモーションもとてもいい。
イベントを見られれば、っていう条件があるけれど、表情がものすごくいい。ゲームもここまで来たのかーって感じ。あまり最新のゲームをやらないので、水準がよくわからないけれど、素直にすげーなと思った。
また、本当にBGMって感じの音楽もよかった。
「ブロークバック・マウンテン(ゲイ映画)を思い出すぜ」と思いながら聞いていたら、作曲家が同じだったらしく、えらく納得した。あの映画もそうだけど、渋い感じがいい。


よくあるゾンビウイルスものだが(きのこに感染すると脳に寄生して凶暴化するらしい)、パンデミックが起きてから20年経っており、荒廃した世界がステージになっているので、その辺りは既存の作品と差別化できているように思う。ただの破壊ではなく、廃墟特有の破壊からの再生みたいな美しさがある。
また、ウイルスに関してはメインではないので、多くを語りすぎず、シンプルで解りやすくてよかった。
多分、このゲームのメインストーリーは、家族愛で、それ以外は(パンデミックも含めて)エッセンスなんだと思う。
その家族愛も、押し付けすぎず、肌で感じるくらいの過剰になりすぎない演出はとてもよかった。


そんな感じでバグ以外は褒めまくってるけど、システム的に唯一どうよって思ったのは、どちらかというと多分、ステルスゲーなのに、隠れていても割とよく同行者が荒ぶるので、感染者やハンター(どっちも敵。感染してるかしてないかの差)の前をバタバタ走ったりするので、なんか笑えてくるところくらいかな。
クリッカーという音に敏感という設定の敵の前でバケツかなんかを同行者がひっくり返してガシャガシャ音を立ててたのには笑った。多分これに敵が無反応なのは仕様だと思う。


このゲームはプレイ感覚がとてもよかった。感情の揺れ方なんかがとてもいい。
ただし一本道で選択肢はないゲームなので、その辺りがイヤな人も当然いるだろうし、ストーリーは周回すると飽きやすいとも思う。けれどそうなったらマルチをやればよいのだ。
プレイ動画ではなく、是非とも自分でプレイしたいゲーム。でもバグるからオススメしきれない。ジレンマ。



プレイ環境 PS3




※ バグについて


余にも進行不能のバグが多かったため、私のPS3のせいではないかと思い立ち、ファンテストを含むPS3の清掃をし、温度を下げ、一度ラストオブアスのDLファイルをセーブデータ込みで全て削除し、読み込みなおした。
全部一気にやったので、どれが功を奏したのかは知らないが、ほとんどのバグはこれで治った。(イベントが一部飛ぶくらい)
すごい埃の量だったので、多分PS3が汚いのが原因だったんじゃないかな、と思っている。
もしどうしようもないくらいバグる人が居たら参考までに。
PS3のファンテストについては、ググればすぐに出てくる。初期型か薄型かで違うので、ここでの記述は避ける。(ちなみに私は薄型だ)






 ぶっちゃけ。


バグがマジで面白すぎた。ファンテストなんかやらなきゃよかったと思ったくらい面白かった。
本当に大笑いしながらやってた。
むしろバグをオススメしたい。でもできない。だってバグで遊んでたら最終的に、私のPS3ちょっと壊れたもの。(いろいろやったらすぐ治ったよ)
笑いすぎてコントローラー落としたりもした。
再現性の低いバグが頻発したため、筆舌しがたいのだけれど、私の環境だとリアルに5分に一回はバグが起こっており、後半はむしろそれを楽しんでいた節がある。

上記の通り、確かにストーリーや世界観もたまらなくいい。
いいのだけれど、プラスでこのバグの豊富さは魅力的だ。
ただ、一般的にはバグはないほうがよいものとされているし、流石に正規ルートがまともに出来ないレベルのバグだと「おいでバックちゃんとやれよ!」とか「なんでパッチねーんだよ!」って思ったりもするから、ここはオススメポイントにはならないのだとも理解しているんだけど、理解しつつも言いたい。面白かったと。
私に録画環境が揃っていたならば、プレイ動画をうpしたいくらいだ。


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