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侍道3

思っていたよりはよかった。
自由度が高い本シリーズ。それでも根底に流れる人間関係の濃密さが大好きだったのだが、今回はあんまりそういうのを感じなかった。
一作目なんかは、バカゲーと思わせて洪水ができるほど全ルートで泣けたのだが、今回は、バカゲーの皮を被ったバカゲーという印象。別にそれが悪いわけでもなく、ただ私はそう感じたというだけなのだから、面白いことは面白い。
とはいえ、ストーリー面は好みが分かれるだろうからここまでにしよう。

システム面では、見切りの復活は嬉しかった。ただし1とは少々異なるようだが。
また、クイックアイテムをセットすることで、メニュー画面を開かずに任意のアイテムを使用することができたり、刀の切り替えもメニューを開く必要がなかったりと、かなり便利になっていた。
1なんかそもそも回復アイテムを持ち歩けなかったもんね・・・すごい進歩だね・・・。

また、ウェスタンを彷彿とさせる「連殺」。
ただこれはちょっと微妙だったかなぁと思う。敵が出てくるタイミングがずれて途切れるとイライラしちゃう。(壁に引っかかったりね)まぁ楽は楽なので、便利だなぁとは思うけど。その程度。
連殺の爽快感で言うと、鬼武者>>>壁>>>ウエスタン>>>侍道3って感じ。ウェスタンは目に痛いからね。なにせ今作での連殺は、簡単すぎて達成感がない。

近作から登場した「土下座」は、どこでもできると言う割りに、大体はイベントスキップができる程度で微妙。
正直こんなことならボイスなんかいらなかったから自由度を上げて欲しかった。

伴侶はニヤニヤできる程度。前作ファンとして、某キャラ達の登場には狂喜乱舞したが、グラがなぁ・・・。

また、大きな変更点として、主人公がイベントを起こさないとイベントが進まなくなったと言われている。
賛否両論あると思うし、私も最初は多少戸惑った。なにせ何もしないという選択ができなくなったのだ。
ただ、無印もこうだったのだから、戻ったというのが正しいと思う。むしろ無印はイベントを進めない限りセーブさえできなかったのだ。今作は無印と2を足したような感じなのだろう。

私は侍の根底に流れる「どうしようもない切なさ」が大好きだったので、そういう侍はもうプレイできないのかなぁと思うと、「どうしようもなく切なく」なる。
シリーズを「バカゲー」として捉えているのなら、買いだと思います。
なんとなくだらだらやってしまうような魅力のあるゲームです。


プレイ環境 PS3

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